学科日誌ブログ

看護学科ブログ

第11回国際セミナーを開催しました

2017年02月17日

学部開設10周年記念シリーズ第6弾となる第11回国際セミナーを1月25日に開催しました。テーマは「看護におけるシミュレーション教育-基礎からシナリオまで-」です。今回は米国サミュエルメリット大学ヘルス・サイエンス・シミュレーションセンター准教授ウィリアム・スティアーズ(William・Stiers)先生にご講演いただきました。

講演1「シミュレーションの基礎」では、シミュレーション教育の歴史や実際の教育内容を通して、医療現場での実践が難しい内容を安全に安心して学ぶことができるシミュレーション教育の効果についてお話いただきました。
また、講演2「シミュレーション教育の事例紹介」では、敗血症という病気を例に、事例をどのように作成しているか、具体的にどのように教育していくかについてわかりやすく説明いただきました。
さらに、講演3「シミュレーションシナリオの作り方」では、シナリオの作成がシミュレーション教育で最も重要となること、学習目的を達成できるように実践に沿った内容に作り込むこと、そして、それを評価していくことの重要性について、時にユーモアを交えながら力強くお話しいただきました。
最後のディスカッションでは、シミュレーション教育を通して知識だけでなく実践をいかに結びつけるか、シミュレーション教育の体制づくりの難しさなどについて、意見交換を行うことができました。

今回のセミナーは、本学部の教員や大学院生だけでなく、病院や他大学で教育に携わっている専門職・教員の方々にもご参加いただきました。これからもよりよい看護職を育成するために、大学と病院がどのように役割を果たし、連携をして教育を行っていけばよいかを考える大変貴重な機会となりました。

10周年記念シリーズとして開催していた今年度の国際セミナーも今回で終了です。次年度も様々な国際セミナーを企画中です。皆様のご参加をお待ちしています!

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第1回 看護職者の成長を支援する講座を開催しました

2017年02月01日

2016年12月17日に第1回看護職者の成長を支援する講座を開催いたしました。
この講座は、看護リハビリテーション学部看護学科開設10周年を経て、今後も看護職者お一人おひとりが輝くための成長を支援するために企画いたしました。
当日は、臨床現場で活躍されている様々なキャリア段階の方々にお越しいただきました。

第1回は「看護職者の成長~人を育て、自分を育つ~」をテーマに3名の先生方にご講演をいただきました。
講演1「成人学習者として、学ぶ-教える」では、看護学科長 前川幸子先生より、成人学習者の特徴を生かした学びとは何か、教育理論を基に、体験したことを如何に「経験」として学びにしていくかをお話していただきました。

講演2「キャリアプラトーを越えて」では、看護学研究科教授 青山ヒフミ先生より、キャリアプラトーとは何か、キャリアにおける意味やそのことが看護にどのように活かされるのか、青山先生ご自身の体験を振り返りながら、お話していただきました。

講演3「コーチング~対話的看護~」では、総合子ども学科准教授 梅崎高行先生より、コーチングとは何か、そしてコーチングを用いて自分と対象者がより良い関係性を築くためには何が大切かをお話していただきました。

そして講演後のディスカッションでは、3名の先生方と会場にお越しいただいた方々と様々な意見が交わされました。
参加された方それぞれが、普段どのような教育的関わりをしているのかを振り返り、成人学習者として人を教育しながら、自分も学んでいるのだということ、また自身のキャリアについても振り返ることができる有意義な時間となりました。

第2回は決まり次第お知らせいたしますので、どうぞお楽しみに!

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看護リハビリテーション学部 開設10周年看護学科記念式典を開催いたしました

2016年12月22日

11月26日(土)、本学芦原講堂におきまして、看護リハビリテーション学部開設10周年看護学科記念式典を開催いたしました。

式典では、オルガニスト土橋 薫氏によるパイプオルガンの演奏がありました。西日本最大級の規模を誇るパイプオルガンで、格調ある重厚な音色を聴かせていただきました。
続いて「ヒストリームービー」では、校舎建設時や開設当初からの授業の様子を収めた写真から10年を振り返りました。
講演は看護学科長である前川幸子先生より、「これまでの10周年を踏まえた看護学教育の再構築への試み」をテーマに、記念講演として大阪大学文学部教授 浜渦辰二先生より、「看護ケアにおける臨床哲学的アプローチ」をテーマにお話しいただきました。
先生方のお話から、「看護ケア」とは何なのか、そして甲南女子大学で学ぶ看護とは何なのかを改めて学び、考える貴重な機会となりました。

そして現在、臨床で看護師、保健師、助産師としてそれぞれ活躍されている卒業生3名に、「甲南女子ブランドを背負って卒業した私のいま」をテーマにお話しいただきました。日々の学習や実習は大変でしたが、仲間と支えあいながら過ごした時間はかけがえのないものだったこと、4年間を通してずっと考えてきた「相手に寄り添う看護とは何か」の学びが今大いに活かされていることなど、大学時代の学びが如何に大切であったかを、在校生へのメッセージを含めてお話しくださいました。卒業生の言葉に在校生、特に卒業を控えた4年生は熱心に聞き入っていました。
これからも甲南女子大学で培った誇りと自信をもって益々活躍されることと思います!

式典後には、いつもお世話になっている関係各位、実習施設の方々と交流があり、10周年が迎えられたことへの感謝とともに、次の20周年に向けて新たな出発をいたしました。

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学部設立10周年記念シリーズ 第4弾 第9回国際セミナー開催

2016年11月18日

学部開設10周年記念シリーズ第4弾となる第9回国際セミナーを11月8日に開催しました。
テーマは「インドネシアにおける健康と疾患~公衆衛生と看護の挑戦~」です。今回は4人の先生をお迎えしてご講演いただきました。
Arif Sumantri, SKM, M.Kes 先生(Syarif Hidayatullah 州立イスラム教大学医学・健康科学部長)からは、医学・健康科学部の歴史を中心に、プライマリケアの中心となるチーム医療教育を推進していることをお話しいただきました。
また、Fajar Ariyanti, SKM, M.Kes 先生(同大学公衆衛生学科長)からは、インドネシアのヘルスケアシステムについて、Narila Mutia Nasir 先生(大阪大学大学院工学研究科招聘研究員)からは、インドネシアの健康問題とその取り組みについてお話しいただきました。
さらに、Maulina Handayani, S.Kp, M.Sc 先生(Syarif Hidayatullah 州立イスラム教大学看護学科長)からは、インドネシアの看護の歴史についてお話いただきました。
約13000の島々から成り立つインドネシアでは、島々を船で巡回するクリニックがあること、熱帯気候や衛生環境といった課題から起こるフィラリアなどの感染症が多いこと、それぞれの島々で活躍できるコミュニティナースの育成が課題であることなど、日本とは異なる医療問題やどのような看護が必要とされているのかについて学ぶことができました。
最後に先生方に登壇いただいて行ったディスカッションでは、学生から「イスラム教の方が日本で医療を受ける時にどういった配慮が必要かを教えてほしい」と質問がありました。先生方からは、宗教や生活習慣に違いがあることから、治療方針についての希望を聞いてほしいこと、治療について詳しく説明をしてほしいこと、説明されている内容を本当に理解しているのかを確認してほしいこと、ハラルフードなど食事への配慮をしてほしいことなど、具体的に教えていただくことができました。
今回のセミナーは、本学部、多文化コミュニケーション学科の学生を含む約120人が参加しました。
短い時間ではありましたが、多民族国家であるインドネシアの状況を知ることができ、異文化をもつ患者様への看護についても改めて考えることができた大変有意義な時間となりました。
第5弾となる第10回国際セミナーは、12月20日にランチョンセミナーとして実施を予定しています!
どうぞご期待下さい!

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第1回 看護職者の成長を支援する講座のご案内

2016年11月03日

甲南女子大学看護リハビリテーション学部看護学科は今年度、開設10周年を迎えました。
そこで、本学科から巣立った卒業生の皆さま、そして、看護学科の教育を支えていただいております看護職の皆さまをはじめとした看護職者お一人おひとりが輝き、成長されることを支援する講座を企画いたしましたので、ご案内いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。

※ご案内チラシはこちら
※FAX申し込み用紙はこちら

【テーマ】
 看護職者の成長~人を育て、自分も育つ~
【内 容】
 講演1「成人学習者として、学ぶ-教える」
  看護学科学科長 前川幸子
 講演2「キャリア・プラトーを越えて」
  看護学研究科教授 青山ヒフミ
 講演3「コーチング ~対話的看護~」
  総合子ども学科准教授 梅崎高行
【対 象】
 現場で活躍する看護職者、卒業生
【日 時】
 2016年12月17日(土)13:30~17:30
【場 所】
 甲南女子大学9号館912教室
【参加費】
 無料
【定 員】
 100名
【参加申込み方法】
 官製はがき、または裏面の申込用紙のFAX用紙に必要事項を記載の上、下記申込み先までご送付くださいますようお願い致します。
[必要事項]①名前(連名可)、②ご所属、③連絡先(住所、連絡可能な電話番号)
【お申込み先】
甲南女子大学看護リハビリテーション学部看護学科「センター構想委員会」
【お問合せ先】
甲南女子大学看護リハビリテーション学部事務室
 TEL 078-413-3722(9:00~17:00)
【参加申込み締め切り】
 11月30日(水)(消印有効)

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第17回教育懇談会

2016年10月03日

9月24日(土)第17回教育懇談会が開催されました。
 今年も、保証人の皆様を対象に全学部合同の全体会、懇親会、学部・学科別の懇談会、施設見学・個別相談などを盛りだくさんで行われました。
 全体会が終わると、懇親会ではおいしいお食事をいただきながら保証人の皆様と教員とで和やかな会食をします。保証人様同士の交流やアドバイザー教員との顔合わせや情報交換など、めったにない有意義な機会です。
 学部・学科別懇談会では、チームケア強化やグローバル化など学部の特色、看護学科の実習や国家試験、就職状況などの取り組みについて教員からお伝えさせていただきました。保証人の方々も熱心に参加され、学部・学科の教育についてご理解をいただく大変貴重な時間となりました。

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学部開設10周年記念シリーズ第2弾 第7回国際セミナーを開催しました!

2016年10月02日

学部開設10周年記念シリーズ第2弾となる第7回国際セミナーを9月1日に開催しました。
テーマは「米国の最新医療事情と患者家族中心型医療を支える看護職のチャレンジ」です。
今回はお二人の先生をお迎えしてご講演をいただきました。

Fusae Kondo Abbott 先生(Samuel Merritt Univercity)からは、講義1「米国の医療事情」について米国における医療保険制度改革の流れや保険制度の仕組みについてお話しいただき、続いて講義2「ケースマネジャーの役割とチャレンジ」として患者様の個々の背景に合わせてどのように退院支援を行っていくかの具体例をお聞かせいただきました。

立石容子先生(ハピネス訪問看護ステーション)からは、退院調整が必要な事例への看護の実際として、実践事例についてご報告いただきました。在宅で生活したいという対象者の思いを実現するケアの実践を力強い言葉でお話しいただきました。
国民皆保険の日本とは異なり、米国の保険制度においては家庭の経済状況に応じて利用できる保険や支援のシステムが選択されます。医療費削減は両国での課題ですが、先生のご講演を聴かせていただき異なる医療文化の現状を知り、多様な価値観や文化の理解を深めることができたのではないかと思います。そして背景は違っても、複雑な課題を抱える対象者の思いや希望に寄り添い、貢献する看護師のマネジメントの力について改めて考える機会となりました。

第3弾となる第8回国際セミナーは10月17・18日にランチョンセミナーとして開催予定です。
また、皆様のご参加をお待ちしております!

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初めての看護学実習

2016年08月09日

7月末に1年生が初めての看護学実習に行きました。
実習は病院4日+学内1日の計5日間です。

病院実習の前半2日間では、
「看護師はどのように患者さんを看護しているのか?」
{患者さんはどんな入院生活を送っているのか?」ということを、
看護師に同行し、実際に見学させていただきました。

後半の2日間は患者さんを受け持って、様々なお話をしました。
趣味や好きな食べ物の話から、患者さんの病気や入院生活の辛さまで教えていただきました。
初めは緊張して硬かった学生の表情も、患者さんとお話をする内に自然と笑顔になっていました。
日々の学びは、カンファレンスという話し合いの場で、実習グループメンバー、実習指導担当の看護師、担当教員と共有します。
そして学内の最終日の学内では、グループ毎に4日間の学びを発表しました。
患者さんとの関わりの中で嬉しかったことを笑顔で話したり、時には、患者さんの辛い思いを涙流しながら話をしたり・・・
時間が足りない!と思うぐらい、活発に意見が交わされ、たくさんの学びと気持ちを皆と共有できました。
授業で学んだことを実際に見たり体験したことで、
看護する際に大事なことをより実感を持って学ぶことをできました。
そして「看護とは何か」ということを、自分なりに今までよりも深く考えるようになりました。

今回の学びを忘れずに、これからも「看護職」という目標に向かって頑張っていこう!と決意を新たにしました。

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学部開設10周年記念シリーズ第1弾「第6回国際セミナー」を開催しました!

2016年06月15日

5月28日(土)に学部開設10周年記念シリーズ第1弾となる看護学科国際セミナーを開催しました。

「ケアとキュアにおける多文化共生」をテーマに、3名の先生方をお招きしご講演いただきました。
〈講義1〉では、Diversity RX代表 Julia P.Fortier先生に「日本における外国人の医療体験」というテーマでご講演いただきました。
外国人が日本で医療を受ける際にどのような困難さを感じているのかについて、先生がされた研究結果を基にお話しいただきました。
〈講義2〉では、大阪大学人間科学部教授の中村安秀先生に「ことばと文化の壁を越えて:医療通訳士の現状と課題」というテーマでご講演いただきました。
日本における在日外国人の医療・福祉における課題や、異文化を理解することの大切さ、現在注目されている医療通訳士についてお話いただきました。
その後、〈事例報告〉では、神戸海星病院老人専門看護師の正田美紀先生に「外国人患者への看護の実際」というテーマでご講演いただきました。
実際にの体験を通して、看護師には文化的背景も含めて総合的にアセスメントしマネジメントする力が必要であると説得ある言葉でお話しいただきました。
最後のシンポジウムでは、3人の先生方と多文化コミュニケーション学部の高橋真央先生にご登壇いただき、会場からいただいたたくさんの質問の中から代表的な内容について貴重なご意見をいただきました。
本学の学生・教員だけでなく医療関係者、中学生、ご家族など100人を超える方々にご参加いただきました。
普段の生活の中ではなかなか気付くことができませんが、在日外国人が直面している現状や課題が身近であると知ることができ、改めて多様な文化的背景を持つ方々への医療・看護の必要性について考える機会となりました。フロアからもたくさんの質問があり、参加者の関心の高さが伺えるセミナーでした。ジュリア先生もおっしゃっていた「外国人にやさしい国、日本」であるために私たち看護職に何ができるのかこれからも考えていきたいと思います。

今年度は9月、10月、12月にも国際セミナーを開催する予定です。
次回は9月1日(木)の午後に実施いたします。
ぜひご参加下さい!

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熊本地震救急医療支援活動に参加しました

2016年06月10日

熊本地震救急医療支援活動に参加された神崎先生からレポートが届きました。
看護の原点を見つめ直す貴重な機会となったようです。
このレポートを通じて皆さんとも被災地の情報を共有し共感できれば幸いです。
ぜひご一読ください。


「私は、熊本地震の被災地となりました、熊本県上益城群益城町にある広安小学校の避難所でAMDA(認定特定非営利活動法人アムダ)から緊急医療支援活動に参加させていただきました。
 現地では、避難所の救護室での診察や教室に避難生活をされておられる方々の健康状態の確認、体調不良者や介助が必要な方に対する看護活動や、感染症発症を予防するための啓発活動を行いました。
 災害支援は、災害の発生から時間の経過とともに、必要とされる支援が刻々と変化していきます。
被災者の方々とのかかわりの中から、その変化を感じ取ることの大切さ、状況に合わせた支援を提供するために、多職種連携の重要性を学びました。
AMDAのチームメンバーは、医師、看護師、薬剤師、介護士、理学療法士、鍼灸師、調整員の方々です。初めてお顔を合わせる方が多い中、すぐにチームとして活動できたのは、それぞれが持つスキルだけでなく、被災者の方々に対する支援への想いがチーム力につながっていると思います。
短い時間の中で、できることは非常に限られていましたが、今回の支援活動で学ぶことは多く、看護の原点を見つめなおす機会となりました。これからも機会を作り、支援活動に参加していきたいです。
熊本の復興とともに、今なお続く地震に、避難生活をされておられる方をはじめ、不安で不自由な生活を過ごしておられる皆様が少しでも早く穏やかな時間が戻ってくることを祈っています」

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