甲南女子大学 ブログコレクション

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学科日誌 看護学科

UOW International Health-Wellbeing Virtual Symposium

 本学の大学間協定を締結しているウロンゴン大学看護学部 研究科長Victoria Traynor先生がディレクターを務めるAged Dementia Health Education and Research (ADHERe 高齢者認知症・教育・研究センター)主催により、ウロンゴン大学、台北医科大学、甲南女子大学の3大学合同国際ヴァーチャルシンポジウムが9月24日火曜日に開催されました。ヴァーチャルシンポジウムは、ウェッブ会議のアプリにアクセスし参加する形式で、各大学のウェッブ会議室から約50名が参加しました。

 開会に当たり、台北医科大学学部長、ウロンゴン大学看護学部長に続き、本学看護学科の川村学科長より挨拶(写真1)があり、初めての試みである本シンポジウムがきっかけとなり、活発な学術交流へと発展する事への期待について述べられ、3大学が思いを一つにしてスタートしました。

 シンポジウムは、特に若手教員と大学院生の間で研究交流を促進する目的で開催されましたが、現在Victoria Traynor先生と台北医科大学で共同研究プロジェクトが進んでいる関係で、台北医科大学の医師による発表もありました。発表者は10分または3分間の学会発表形式を選び、ウロンゴン大学・台北医科大学からは、博士後期課程の大学院生による研究計画も発表されました。全ての発表に対して5分間の質疑応答の時間があり、ウェッブを通して、活発な意見交換がなされました。

 幸い、台湾、シドニー間の時差は2時間、日本はそれぞれの国と±1時間のみの為、開催時間の問題はありません。学内のWifiを利用しての参加には何の経費も不要です。看護学科からは国際看護開発学領域より教員2名(丸、戸田)と看護研究科博士前期課程 大学院生2名(吉原、柳澤)が参加しましたが、特に2名の大学院生にとっては英語でプレゼンテーションと質疑応答をするなど、国際学会デビューの貴重な機会となりました(写真2)。

 本シンポジウムの‘International Health-Wellbeing Virtual Symposium’のタイトル通り、3大学からは様々な視点から演題発表がありました。高齢者の認知機能向上のためのゲームを使ったプログラムの効果、高齢者の運動機能向上のためのエクササイズ等、高齢者のリハビリテーション・健康の維持増進に関する研究テーマに加え、精神疾患をもつオーストラリア先住民への対応、インドネシアの高齢者の医療機関利用の実態(柳澤)、バリ島在住女性の健康行動(吉原)、看護学生の異文化感受性(戸田)など、多様な文化的背景を持つ人々への看護・教育に関わる内容など多彩な演題が出されました。

 このような費用対効果に優れたヴァーチャルシンポジウムは、今後の大学間の学術交流の方法として、学生教育にも大変有用と感じました。台北医科大学、ウロンゴン大学共に多くの教員・大学院生が意欲的に、かつ和気藹々と研究に取り組む様子に本学からの参加者一同、大いに刺激を受けた貴重な時間となりました。最後にはごウロンゴン大学のVictoria Traynor先生の挨拶と同時に、3か国語で感謝の言葉が記されたスライドで閉会となりました(写真3)。

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