こんにちは日本語日本文学科コモンルームです
12月19日(木)に後期第3回目となる社会人講座が開催されました。
最終回となる今回のテーマは『「猫また」-猫は厄介な存在に』という題目で、本学非常勤講師の髙寺直子先生が、講義をしてくださいました
前回の講義では、猫は平安時代に貴族間で愛玩動物として描かれていたという内容でしたが、今回は時代の変化と共に描かれ方が変化していくというお話でした。
鎌倉時代においては、猫は不吉なものの象徴、おびえる存在として描かれており、かの有名な『徒然草』では、猫=化けるものの象徴として、「猫また」という人を食う生き物として記述されていると紹介されました
現代の猫ブームからは想像できませんね